JAF 近畿ダートトライアル選手権 矢本裕之 選手 4戦優勝!
弊社 YACCOサポート 公式ドライバーである、
矢本裕之 選手が JAF 近畿ダートトライアル選手権 にて
出場4戦すべてで優勝です。(第3戦は未出場)
全日本選手権は中々ハードルが高く、
今後の活躍が期待されます。
以下、矢本選手によるリポートです。
<第二戦>
4/23近畿地方選手権第二戦が、
京都コスモスパークで行われました。
天候は快晴で、路面もドライです。
一本目、浮砂利も多くウェットタイヤA-031を選択しました。
予想通り浮砂利は多量に有りスリッピーな路面でしたが、
無事走り終え二位に3秒差をつけトップに立てました。
二本目、歩いた時は砂利が多く路面はドライですが
再びウェットタイヤを選択しました。
二本目に入り、全日本戦にもエントリーしている伊藤選手一人に
一本目タイムを更新されてしまいます。
走り出して思った以上に砂利は掃けており、
選択は間違っておりドライタイヤ選択するべきだと後悔。
しかし、無事走り終え約0.6秒トップタイムを更新し優勝できました。
近畿地方選手権は、お陰様で二連勝できました。
全日本選手権第三戦は、青森で来月有ります。
近畿地方選手権第三戦は来月福井県で行われますが、
こちらは諸用と重なっており欠場します。
エンジンオイルは、好調で何の問題も起こっていません。
ミッションオイルは、BVXLS200で弾かれる事が一度有りました。
地区戦車両にはBVX1000使用していますが、
今の所、不快や気になる事が起こっていません。
気温や状況・私の操作によっても左右されると思いますので、
引き続き吟味して報告させて頂きます。
<第4戦>
6/18近畿地区第4戦が、オートパーク今庄(福井県)にて行われました。
天候は一日を通して曇り時々晴れ、路面はフラットな良好路面です。
1本目、ラインを最重要視した確実な走りで
2位を0.5秒離しトップにてゴールできました。
2本目、路面はDRYで1本目同様
DRYタイヤA-053をチョイスしました。
1本目タイムにて優勝が決まっていましたが、
2本目更なるタイムアップを目指し攻めた走りを行いました。
結果、ゴール前でミスはしましたが、
自己タイムを0.8秒更新し2位に約1.5秒離し優勝できました。
製品におきましては、全日本砂川ではBVXLS200弾かれる事無く
良好なシフトフィールが得られました。
走行前に出来るだけ徐行を多くした事と、
スタートして4速まで入る直線が有りそこで加温出来たのかもしれません。
地区戦BVX1000は、競技中はあまり問題を感じる事は有りませんでした。
しかし、競技終了後練習会が有りまして
1時間半で8本走行しました。
ダートラにしてはほぼ連続走行に近く、
かなり負荷をかけ発熱する状況です。
走行を繰り返していると、シフトフィールにバラつきが発生しました。
特に3速ですが、入っているか解らない程スコッと入ったり、
ゴリッと入ったり、同一走行でもかなりフィールにバラつきが有りました。
引き続きテストしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
<第5戦>
7/16近畿地区戦第5戦が行われました。
天候は、快晴で酷暑となりました。
一本目、路面のしまりが悪く
浮砂利が予想できた為、WETタイヤA-031を選択しました。
スタートをし、予想通り砂利の為か
見た目以上にスリッピーな路面でした。
無事ゴールし、オーバーオールタイムの
トップに立つことができました。
二本目、やや砂利の量も減ってきていたので
DRYタイヤA-053をチョイスしました。
スタート前に全車、私の一本目タイムを更新することができず
優勝が決まっていましたが、無論、全開走行を試みました。
スタートをしグリップ感もそこそこ有りましたが、
敵は乾きすぎた路面の土埃でした。
走行中二度に亘り視界が全く無くなり
減速を余儀なくされ、なんとかオーバーオールタイム
更新しましたが僅かに終わりました。
これで近畿地区戦は、後2ポイント獲得すれば
チャンピオン決定となりました。
次戦も気を抜かず、優勝目指して頑張ります。
【製品インプレッション】
GALAXIEに関しましては、何の問題も無く
良好な使用状況で使用出来ています。
BVXLS200ですが、野沢の路面は車が跳ね
暴れる走行状況で他選手もミッションの入りが悪かったり
抜けたりしていました。
ミッションエンジンがかなり動いてしまう事が
原因と考えられますが、私はシフトチェンジに
問題は生じませんでした。
2→3速シフトアップ時のみ数回に1回
「ガリッ」という事も有りましたが、
弾かれるような事は無く概ね良好でした。
BVX1000ですが、地区戦前に次戦全日本が行われる
門前町モータースポーツ公園にてADVAN練習会に参加しました。
その時は酷暑で、かなり油温も上昇したと思われます。
その上私が18本(1年分以上)も走行し、
かなり酷使しました。
後半オイルが軽くなるような感触が有り、
油温上昇による垂れを感じました。
しかし、その後地区戦出走もしましたが
何の問題も無いシフトフィールでした。
正直YACCOオイルの素晴らしさを痛感致しました。